ストレートアップベット（１つの数字の賭け）：配当36倍

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ストレートアップベット（１つの数字の賭け）：配当36倍

※ストーレットアップベット（一つの数字に賭ける）

シングルナンバーベットともいわれる「ストレートアップベット」では、選んだ１つの数字が来ることに賭けます。

このベットの時には、次の出目と期待する１つか複数の数字に、じかに確実にチップを置く必要があります。

ストレートアップベットの配当は36倍なので、当たればでかいです（＾＾　

10ドル賭けて当たれば、350ドルの純益になります。

ただ、中々当たらないです（＾＾；　

勝率は1/38で、約2.63％ですからね。

「シングル」ストレートアップベットの賭け方例

↑の表を基に、「シングル」ストレートアップベットを検証していきます。

この賭け方（表）の特徴は、以下のとおりです。

どの回でも勝った時点で利益が出る賭け方
ROIが約20％となる賭け方

この表は、38回の回転のあいだに1回でる確率が出る理論値を前提としており、ROI（投下資本利益率）が20％を割らないように作られています。

5ドルずつ連続的に30回賭けることができるし、30回の賭けに1回勝てば、20％のROIに維持することができます。

しかし、31回目までいくと、5ドルずつ賭け続けて勝っても、ROIが20％を下回ってくるため、効率の良い賭けを実現するには、31回目から10ドルにベット額を増やす必要があります。

約20％のROIを目安に、31回目、46回目、51回目、56回目、61回目、66回目、71回目、76回目、81回目、85回目、89回目、93回目、97回目、101回目、とベットを増やす形になっています。

賭け金を増額する直前の回数で約20％のROIを維持できるようになっています。

もちろん、賭け金を増額する以前に勝てば、ROIはぐっと大きくなります。

例えば、26回目で勝てば、ROIは約38％になります。

計算式は、「　50ドルの純益　÷　130ドルの累積的な賭け金　＝　38.46％　」となります。

もちろん、逆にずっと勝てない場合もあります。

なので、手持ち金に見合った賭け方をすべきであり、この表では全く勝てない状態で104回目まで迎えれば、最悪3,150ドル手持ち金が必要になってきます。

また、いわゆるプロフェッショナルは、常にその最悪の状況も視野に入れた状態で賭けをしています。

このように、他のゲームよりルーレットは、長期的な視野が必要となり、かつ、その分の手持ち金を要するゲームとも言えるでしょう。

また、104回まで賭ければ、たいがいマキシマムテーブルベットの100ドルになります。

応用編：ファイブベットオプション

※ストレートアップベットのファイブベットオプション（5つの数字に賭ける）

普通のストレートアップベットは「1つの数字」に5ドル賭けるのに対し、ファイブベットオプションは「別々の5つの数字」に1ドルずつ賭けていく賭け方です。

ストレートアップベットのファイブベットオプション賭け方例

この賭け方（表）の特徴も、「シングルストレートアップベット」同様、以下のとおりです。

どの回でも勝った時点で利益が出る賭け方
ROIが約20％となる賭け方

前提として、5つの数字に賭けていくと、13.15％の当選率となり、7～8回の回転ごとに1つの数字が当たる確率になります。

計算式

賭ける5つの数字　÷　可能な38の数字　＝　13.15％
可能な38の数字　÷　賭ける5つの数字　＝　7.6

↑の賭け方では、100ドルの手持ち金のプレイヤーは11回賭けることができ、200ドルのプレイヤーは15回賭けることができます。

なので、200ドルのプレイヤーの場合、1つの数字が当たる確率は、15回の回転のうちに2回あるということになります。

なお、通常の100ドルのテーブルマキシマムでは、30回賭け終えるのに3235ドルの手持ち金を必要とします。

30回の回転では理論的には3～4回当選する形になります。

「シングル」と「ファイブベットオプション」はどちらが得か？

先に結論を言うと、どちらも期待値は一緒であるため、38回以上賭けれる手持ち金があればどちらでも良いが、手持ち金が230ドル未満しか持っておらず38回も連続して賭けれないのであれば、ファイブベットオプションが得と言えます。

どちらが得かを考えるときのポイントは、以下の2つです。

自身の手持ち金（何回賭けれるか？）
当選確率（その賭け方だと何回に一度当選するか？）

まず、手持ち金については検証していきます。

すでに書いたように、連続的に賭け終えるまでに必要な手持ち金の総額は、↑の表でわかります。

1000ドルの賭け金をもっていれば、「シングル」ストレートアップベットで71回の賭けができるし、ファイブベットオプションでは、23回の賭けができますね。

200ドル、500ドル、1000ドルの手持ち金でストレートアップベットに賭けたときの比較

手持ち金の額	「シングル」ストレートアップ		ファイブベットオプション
手持ち金の額	ホイールの回転数	純益	ホイールの回転数	純益
$200	35	$160	15	$37
$500	56	$400	20	$118
$1000	72	$435	23	$170

この表は、200ドル、500ドル、1000ドルの手持ち金で、ストレートアップベットに賭けたときの両方の賭け方を比較したものです。

200ドルの手持ち金をもとに賭けはじめたとしましょう。

「シングル」ストレートアップベットで連続的に賭けていけば、160ドルの純益をあげる35回のチャンスがありますが、38回に1回当たる理論値に到達していません。

しかし、ファイブベットオプションの連続的な賭けでは、15回のチャンスしかないですが、7.6回に1回当たる理論値に2回も到達していることになります。

各理論値	「シングル」ストレートアップ	ファイブベットオプション
当選確率	2.63％	13.15％
当選に必要な回転数	38回	7.6回

つまり、シングルストレートアップベットの38回に1回あたる確率がボトルネックになっていると言えます。

よって、どちらも期待値は一緒であるため、38回以上賭けれる手持ち金があればどちらでも良いが、手持ち金が230ドル未満しか持っておらず38回も連続して賭けれないのであれば、ファイブベットオプションが得と言えるでしょう。

また、純益の額だけ見れば、「シングル」ストレートアップベットに比べて、ファイブベットオプションでは、少ない純益しかあげることができません。

そのため、

一撃狙いの「シングル」
こつこつ型の「ファイブベット」

とも言えます。

なので、当たった時の爆発力という観点で見れば、「シングル」の勝ちです。

ちなみに、個人的には、大きな勝ちではなく、小さな堅実的な勝ちを積み重ねていくのが好きなので、ファイブベットオプションのほうをよく選びます。

また、シングルはなかなか当たらないですが、ファイブベットオプションのほうが当たる確率が多くて、盛り上がれる回数が増えるので、単純に楽しいですね（＾＾

結局は、「　楽しめる賭け方　＝　好み　」的な感じになるかと思います。

ぜひ、あなた好みな賭け方を見つけてください（＾＾

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