スプリットベット（２つの数字の賭け）：配当18倍

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スプリットベット（２つの数字の賭け）：配当18倍

※スプリットベット（2つの数字に賭ける）

「スプリッツベット（split bet）」では、つぎのホイールの回転で2つの数字がくることに賭けます。

2つの数字は↑の図のように、レイアウト上で隣り合っていなければいけません。

スプリットベットをするときには、チップを2つの数字の間のライン上におく必要があります。

次の回転で、2つの数字のどちらかがくれば、17対1の配当を受けます。（配当18倍）

「シングル」スプリットベットの賭け方

↑の表は、どの時点でも勝てば利益が出る賭け方で、ROIも10～20％を維持できるような、プロの間でもいわゆる基礎的な賭け方を示しています。

この表は、シングルスプリットベットで5ドルからの連続的な賭け方を示しています。

100ドルの手持ち金のプレイヤーに17回ベットができるに対して、200ドルのプレイヤーには26回のベットチャンスがあります。

100ドルのテーブルマキシマムで、この連続的な賭けをすれば、57回の賭けに1625ドルを必要とします。

シングルスプリットベットの理論値は、

当選確率： 5.26％　（　2　÷　38　＝　0.052631・・・　）
1回当選するのに必要なベット回数： 19回　（　38　÷　2　＝　19　）

表によれば、100ドルのプレイヤーは18回の賭けしかできず、勝つ確率は理論値的に言えば1回当たるかどうかという感じです。

200ドルのプレイヤーは26回の勝負ができるので、まぁ当たるでしょう!?といった感じになります（笑

そのため、このシングルスプリットベットをするかどうかは、19回ベットができる115ドルの手持ち金を持っているかどうかというのが一つの目安になりますね。

私の場合は、安全をとって大体200ドルほど持っていればしようかなっといった感じになります。

ビビりですからね（笑

応用編：ファイブベットオプション

※ファイブベットオプション（10の数字に賭ける）

基本のシングルスプリットベットを紹介しましたが、続けて応用編で効果的な賭け方である「ファイブベットオプション」もご紹介します。

このベットでは、5ドルのシングルスプリットベットのかわりに、5つのスプリットベットに（5ドルのテーブルマキシマムに合わせて）1ドルずつ賭けていきます。

当たり前ですが、10個の数字に賭けていくことになります。

利益は「シングル」スプリットベットに比べて少ないですが、当選確率が高いです。

10個の数字に賭けるファイブベットオプションの理論値は

当選確率：　26.31％　（　10　÷　38　＝　0.263157・・・　）
1回当選するのに必要なベット回数：　3.8回　（　38　÷　10　＝　3.8　）

このファイブベットオプションで推奨する戦略の一つは、次のような5点賭けです。

0.00
10.11
25.28
26.28
29.30

以上の特定のベットを勧める理由は、ルーレットのホイールの位置にあります。

「00.27.10.25.29」が隣り合っているのに対して、「0.28.26.30.11」も隣り合っており、ホイールの6つのスペースに収まっています。

いわゆるセクションストラテジーですね（＾＾

ホイールを見れば、このグループでカバーできない数字は、9しかないことがわかります。

（　「9」もカバーするシックスベットオプションは、このファイブベットオプションの解説が終わった後にしているので、ぜひ参考にして下さい。　）

また、このベットでは、レイアウトの第2セクションの数字（13～21）をカバーできないことに注意しましょう。

ファイブベットオプションの賭け方

この表を見ると、100ドル（実際には105ドル）のプレイヤーには7回のベットチャンスがあり、200ドル（実際には230ドル）のプレイヤーには9回ベットチャンスがあることがわかります。

100ドルのテーブルマキシマムなら、1655ドルの手持ち金のプレイヤーには14回のベットチャンスがあります。

10個の数字に賭けるファイブベットオプションの理論値は

当選確率：　26.31％　（　10　÷　38　＝　0.263157・・・　）
1回当選するのに必要なベット回数：　3.8回　（　38　÷　10　＝　3.8　）

つまり、1655ドルのプレイヤーは、理論的には14回に3～4回勝てることになります。

それに対して100ドルのプレイヤーは7回のベットのうち1～2回の勝率を持ち、200ドルのプレイヤーは9回のベットのうち2～3回の勝率を持っていることになります。

また、↑の賭け方は、どの時点でも勝った時点で利益が出るような賭け方で、100ドルの最後の賭けを除けば、どの賭けに勝っても15％以上のROIを維持できるかなり優れた戦術（賭け方）なのでかなりオススメです（＾＾

さらなる応用編：シックスベットオプション

※シックスベットオプション

（ファイブベットオプションに「9」と「12」のスプリットベットを追加したもの）

ファイブベットオプションの9の穴を埋めたければ、シックスベットオプションが選択肢になり、このベットには、9と12に追加のスプリットベットをするという意味があります。

これでホイールの穴が埋まるだけでなく、さらに2つの数字に賭けることができます。

12個の数字に賭けるシックスベットオプションの理論値は

当選確率：　31.57％　（　12　÷　38　＝　0.315789・・・　）
1回当選するのに必要なベット回数：　3.16回　（　38　÷　12　＝　3.16・・・　）

シックスベットオプションの賭け方

この賭け方も他同様、どの時点でも勝てば利益が出る戦術になっています。

注意点は、11回目以降ROIが10％を大きく下回ることですね（＾＾；

どのスプリットベットが最も良い戦術（賭け方）なのか？

結局、どのスプリットベットが最も良い戦術（賭け方）なのか？

ここまで来たらこれが気になるところですよね？

検証していきます！

各スプリットベットの比較

手持ち金の額	「シングル」スプリットベット		ファイブベットオプション		シックスベットオプション
手持ち金の額	ホイールの回転数	純益	ホイールの回転数	純益	ホイールの回転数	純益
$100	18	$75	7	$21	6	$12
$200	26	$70	9	$40	7	$18
$500	39	$120	11	$100	9	$42
$1000	50	$140	13*	$195	11*	$66

（*）実際は1000ドルより少し多い手持ち金が必要

各スプリットベットの理論値

理論値	「シングル」スプリットベット	ファイブベットオプション	シックスベットオプション
当選確率	5.26％	26.31％	31.57％
当選に必要な回転数	19回	3.8回	3.16回

理論値

「シングル」

スプリットベット

ファイブベット

オプション

シックスベット

オプション

当選確率

5.26％

26.31％

31.57％

当選に必要な回転数

19回

3.8回

3.16回

100ドル、200ドル、500ドル、1000ドルの様々なスプリットベットを比較してみましょう。

最初に100ドルのプレイヤーがシングルスプリットベットに賭ければ、18回中1回当たるかどうかですが、

ファイブベットオプションに同じ100ドルの手持ち金を賭ければ、7回中1～2回当たる確率になります。

手持ち金100ドルで見れば、ファイブベットオプションのほうが1つの数字を当てる確率では2倍近いです。

なので、手持ち金100ドル前後であれば、断然ファイブベットオプションかシックスベットオプションが良い戦術になります。

しかし、そもそもスプリットベットというくくりで期待値的には同じであるため、手持ち金が多くなり、ベットチャンスが増えれば増えるほど両者の戦術の良し悪しの差は無くなるため、後は好みといった感じになりますね（＾＾

一撃狙いなら「シングル」で、コツコツ派なら「ファイブベットオプション」か「シックスベットオプション」になります。

「ファイブベットオプション」か「シックスベットオプション」どっちが有利かは手持ち金によって若干変化するので、ルーレットの賭け方別勝率一覧表を参考にしてみてください（＾＾

手前味噌ですが、スプリットベット以外の賭け方の勝率も見れるので、かなり参考になるかと思います。

ルーレットの賭け方別勝率一覧表

ちなみに、私はビビりだし、ちょくちょく当たらないと不安になって楽しめないので、ファイブベットオプションかシックスベットオプションでプレイします（笑

両者で見れば、ファイブベットが多い気がしますね（＾＾

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